週刊少年マガジンで連載中のサッカー漫画、「ブルーロック」の最近の展開が熱い!!熱すぎる!!
個人的には2020年最も楽しみなサッカー漫画です。
今回はこの漫画の紹介と感想です。
ネタバレも少し含みます。
ブルーロックのあらすじ
2018年、W杯、日本代表ベスト16敗退…。これを受け日本フットボール連合は、W杯優勝のため、300人の高校生を集めた育成寮“青い監獄(ブルーロック)”を設立。コーチを務める男・絵心甚八は、日本に必要なのは「エゴイズムにあふれるストライカーだ」と断言。無名のFW・潔 世一たちは、己をエゴイストに変える蹴落とし合いの選別に挑む!
引用元:https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/495291/A002039044/
育ち盛り・伸び盛りな高校生FWを300人集めて特殊な環境に隔離。その中で繰り広げられるサッカーサバイバルを通じて世界最強のFWを日本に誕生させようというお話です。
サッカー日本代表といえば常に決定力不足を叫ばれていると記憶していますが、その解決策としてこれはなかなか斬新だと思います。正直、決定力が不足していないチームなんて、全盛期のブラジル代表とか銀河系軍団ぐらいしか記憶にないのですが、すごく興味ぶかい。
無名な主人公は周囲のハイレベルさに圧倒されながらも、自分の武器を見つけて鍛えて少しずつ成長していきます。主人公の脇を支えるキャラクターもかなり個性的でインパクト抜群。主人公をめぐる周囲の人間関係も本作の魅力。
ブルーロックは、世界最強のFWを目指すちょっと冴えない主人公が、過酷なサッカーサバイバルを通じて成長し、仲間との絆を構築していく王道的サッカーマンガなのです。
サッカー✕デスゲームというオリジナリティーあふれる設定
とにかくまず目を引くのはサッカー✕デスゲームという斬新な設定。
スポーツものでサバイバル形式のセレクションや合宿はよく見かけますが、作品の主題にすえられている漫画はちょっと見たことありません。
ブルーロックの原作者は「神さまの言うとおり」で記憶に残る金城先生。サッカーと言う限られた題材の中で創意工夫あふれるサバイバルと展開で読者を飽きさせません。
ちなみに編集も例のT屋さんみたいです。最近は落ち着いたのか漫画とほぼ関係ないあのアオリは見られなくなったのが残念です。
登場人物はほぼすべてFW
そして出てくる登場人物はほぼ全員FW!!
女性キャラは一人しかいない!!すごく男くさい漫画。
可愛い系からキレイ系、クール系まで揃ってます。
計300人の高校生FWということですが、登場キャラクターのビジュアルと個性にはかなり力を入れている漫画です。
視野が広いやつ、トラップがうまいやつ、シュート力があるやつ、オールマイティーなやつ…中には明らかにFWよりMFやDFのほうが良さそうなやつもいます。
お気に入りのキャラを見つけて密かに応援するというのも楽しい。
個人的に気になっているのは「青森のメッシ 西岡」
すごい序盤から名前が出てくるキャラですがまだ試合シーンは一回もありません。
彼のプレイを見られる日は来るのでしょうか。
あとは俺様系の馬狼くんとかクール系の凛くんとかもいいですね。
主人公の王道的成長ストーリー
サッカー✕サバイバル、登場人物全員FWというサッカー漫画として極めて特異な環境で描かれるのは主人公・潔の王道的成長物語なのです。
この潔くん、テクニックもフィジカルもいまいち。
持っている武器は周辺視野の広さだけという「あれ!?ポジション間違えてない?」な主人公です。
しかし、自分の武器の視野の広さを活かし、どんどん成長し活躍していきます。
強敵と戦う→負ける/負けそうになる→成長する→勝つ!!というある意味テンプレートな展開の繰り返しではあるのですが、その王道的展開をハラハラしながらもどこか安心して読めちゃう。
登場人物いわく、「適応の天才」、「凌駕する才能」とのことです。
最近ではブルーロック内でも実力が認められてきていて、いよいよブルーロックの選抜チームの中心選手に選ばれるというところまで来ました。OMFだけど…
とにかくこの潔くんの今後の成長がとても楽しみなのです。
主人公と個性的な仲間のハーレム展開
最後のおもしろポイントは「イサギハーレム」。
主人公の潔くんと対戦した相手はだいたいみんな潔くんに夢中になります。
だんだん潔くんが乙女ゲーの主人公に見えてくる。
うろ覚えなのですが「俺が世界一になるのを隣で見届けろ」的な発言とか飛んでます。
なにそれ、どんなツンデレプロポーズだよと、にやにやしながら読んでました。
ブルーロックとてもおもしろいのでおすすめ
こんな感じでブルーロックすごく面白いのです。
繰り返しですが、個人的に2020年最も熱いサッカー漫画だと思います。
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