【ワールドトリガー】三雲修のこれまでの活躍と成長のまとめ【最弱主人公】

ジャンプでも稀な激弱主人公、ワールドトリガーの三雲修(みくも おさむ)。

メガネと汗がトレードマークな彼はジャンプ史上最弱とまで言われ、逆なろう系主人公とも呼ばれている。

ただ、彼はボーダー入隊後1年経っていない新米隊員であり、まだまだ成長過程。

なのでまだ弱くてもおかしくなくて、ここからどんどん強くなっていくだろうと思われます。

また、実力は伴わないながらも自分の主義主張を貫き通そうというジャンプ主人公らしい強い意思を持った人物でもあります。

その結果、モラルや常識を逸脱した行動をとることもありますが。

そんな彼の今までの活躍と成長をまとめました。

ネタバレも含みますがご容赦ください。

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本編開始前

  1. ネイバーの世界を調査しようとする麟児さんにおいていかれる
    麟児さんコメント:お前はこういうことに向いていない
  2. ボーダー入隊試験を受けるも不合格
  3. 後日、試験結果に文句をつけるもトリオン量を理由に防衛隊員は不向きと言われる
    エンジニア、オペレータを進められるも興味なし
  4. ペンチ片手に偉い人に直談判するためボーダー敷地に侵入、迅さんと出会う
  5. 多分、迅さんの口利きで入隊

本編開始前の回想シーンでいきなり弱キャラ扱い。

麟児さんのコメント「お前はこういうのに向いていない」がなにげにきつい。

麟児さんが行方不明になった後、ボーダーに入ろうと行動を開始するも、そこでも才能の壁に阻まれます。

何が足りないとは明言されていませんが、恐らくトリオンなのでしょう。

ボーダー入隊試験は不合格だったけど、思い込んだら一直線なメガネは落選にめげずペンチ片手に不法侵入。

この頃から既に狂気の行動力が伺えます。

そしてこの時、メガネ君の侵入を恐らく予知していたのであろう迅さんと初顔合わせ。

描写はありませんが、この迅さんの口利きでボーダーに裏口入学したと思われます。

本編開始

  1. 初登場でいきなり同級生のヤンキーにいじられる
  2. 悪目立ちしていた空閑をかばうもヤンキーにやられる
  3. 目の前に現れたバムスターに迷わず戦いを挑むもふっとばされる(隊務規定違反)
  4. ネイバーであることが判明した空閑の世話を焼く
  5. 学校でモールモッドに迷わず戦いを挑む(隊務規定違反)
    ※このときの戦力評価:1モールモッド=20オサム、ただし勝てたとしても18人は死ぬ
  6. 空閑に手柄を譲られた結果、木虎に目をつけられる
  7. 学校帰りにイルガー相手にトリガーオン、トリオン切れで武器出せず救助活動に専念(隊務規定違反)
  8. ボーダー上層部に隊務規定違反を咎められるも、また同じ状況なら迷わずまたすると宣言
  9. 小型トリオン兵駆除作戦の功績でB級に昇進
  10. B級昇格後、アステロイドとレイガストを駆使しバムスター撃破(初勝利)

わずか2〜3日の間に隊務規定違反を3回も繰り返すという衝撃の行動力。

ただし、ヤンキーにいじめられてもトリガーでやり返すのは「僕のやり方ではない」、「禁止されている」と言ってやり返さないので、常識がないわけではありません。

絶対に勝てないと言われている相手にも迷わず立ち向かうシーンから、自分が決めたルール・決意にだけ準じる少年漫画らしい熱いキャラクターであることが伺えます。

僕がそうするべきだと思ってるからだ!!

この言葉に全てが表されていますね。

ボーダーの上層部から見たらたまったものではありませんが、少年漫画的には正しい主人公。

初登場時は捕獲用トリオン兵のバムスターにも歯が立たなかったんですが、なんだかんだでB級に上がり、新トリガーでバムスターを撃破するなど成長も見られます。

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玉狛第2結成、B級昇格

  1. 玉狛支部転属、空閑、雨取とともに遠征部隊入りを目指すチーム結成
  2. 鳥丸に弟子入り。本格的に訓練を始める
  3. A級の風間隊長と模擬戦、24連敗後に一矢報いる(24敗1引分)
    ※風間隊長評:トリオンも身体能力もギリギリ。弱いがそれを自覚したゆえの発想と相手を読む頭がある
  4. A級の緑川に玉狛支部転属を嫉妬され模擬戦、10連敗。
  5. ボーダー、学校で周囲の人間から興味をもたれ始める

B級に昇格後、玉狛支部に転属。チームを結成し本格的にシューターの訓練を始めます。

A級の烏丸に弟子入りしたのもこのタイミング。ちなみにオサムはトリガーのことをよく教えられていなかった模様。

裏口入学とはいえ説明をちゃんとしていない新入隊員に訓練用トリガーを渡すとはボーダーの新人教育はいったいどうなっでるのでしょうか。

空閑、迅さんとの絡みから周囲の注目を集め始めるのもこのときからです。

A級の風間さん、緑川との戦いでは実力の差を見せつけられますが、自分のできることを考え努力する姿勢は好感が持てます。

この時の頑張りで風間さんのお気に入りに就任。

また、学校でもボーダー所属であることが広まりちやほやされ始めます。

大規模侵攻編

  1. 学校で大規模侵攻と遭遇、空閑を伴い迎撃に向かう
  2. 嵐山隊と合流後、木虎とともにC級の援護に向かう
  3. C級と合流後、モールモッド、ラービットを撃破(チカオン砲で半壊)
  4. 玉狛第一と合流後、人形ネイバーに遭遇、C級・烏丸とともに本部へ撤退開始
  5. チカのトリオンを使用したアステロイドでラービットを撃破
  6. ハイレインの攻撃によりチカがキューブ化、チカを守るため本部へのラグビー開始
  7. ミラ、ハイレインの攻撃をかいくぐりながら決死のラグビー
  8. ハイレインの攻撃がトリオン体にしか効果がないことを利用しまさかのトリガーオフ
  9. 生身でミラの攻撃をくらい負傷、キューブも奪われるがとっさの機転でチカを救う
  10. 怪我のため入院、今まで培った人望で多数の隊員がお見舞い
  11. 大活躍により一級戦功を受賞
  12. 唐沢さんに連れられ記者会見に殴り込み、さらわれた人は取り返すと宣言

B級上がりたてなのに大規模侵攻編では大活躍。結果として1級戦功を受賞します。

弱い弱い言われててもここまでは問答無用な主人公的活躍ですね。

力が足りないけれど、自分のできることの範囲で常に最善を尽くそうとすること、自分の信念は決して曲げないことがオサムの何よりの魅力であると思います。

最終局面のトリガーオフには思わず胸が熱くなりました。

ボーダー営業の唐沢さんがオサムに優しいのは彼のラグビー姿に胸を打たれたからに違いありません。

記者会見での振る舞いはまさにヒーロー。大人の事情的なやり取りをぶち壊してスカッとしました。

ボーダー上層部は本当に大変なやつを入れてしまいましたね。根付さんとか胃に穴があかないか心配です。

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B級ランク戦(Round1,2,3)

  • Round1:21位 玉狛第2、16位 吉里隊、17位 間宮隊
  • Round2:12位 玉狛第2、8位 諏訪隊、10位 荒船隊
  • Round3:8位 玉狛第2、9位 鈴鳴第一、13位 那須隊
  1. ボーダー総司令、城戸さんに「俺の連れに手を出すな」とメンチ切る
  2. 三雲隊、B級デビュー戦を怪我で欠場するも、空閑とチカの活躍で危なげなく勝利
  3. ランク戦第2戦、的確な指揮で戦闘を有利に進め勝利
  4. 絶妙な位置取りで敵を牽制、その上で空閑を囮に諏訪隊長を撃破
  5. ランク戦第3戦、那須隊の奇策にもうろたえず、的確な指示で那須隊の合流を防ぐ
  6. またまた絶妙な位置取りと素人くさい動きで戦局をコントロール
  7. チカビスで堤防を壊し水位を上げることで那須さんの足を殺す
  8. 来馬さんと那須さんの潰し合いの最中、点を取りに行くも那須さんにより撃破される
    那須さん:素直な動きね、三雲くん
  9. 有利な展開でも点が取れなかったことを反省、強くなることを誓う

大規模侵攻が落ち着いたところでA級・遠征部隊を目指す戦いが本格的に始まります。

…と思いきや初戦は欠場。

しかし、第2戦、第3戦ではメガネらしい活躍を見せてくれました。

正面から戦いを挑まず、位置取りや牽制、地形破壊で戦局をコントロール。随所で空閑やチカを動かし点を取りに行くスタイルが渋いですね。

指揮能力6は伊達ではないということか。ちなみにこの指揮能力、B級では東さん、二宮さんを除くと最上位。A級でも通用する数字です。

B級中位であれば十分戦えているのですが、戦術で有利をとっても決定的な仕事ができない(点が取れない)ことから空閑の負担が大きくなっていることにメガネは若干焦りを感じている様子。

B級ランク戦(Round4)

  • Round4:6位  玉狛第2、1位 二宮隊、2位 影浦隊、7位 東隊
  1. シューター特訓を決意、点が取れるようになりたい
  2. 嵐山隊にて特訓、一通りの攻め方を教わる
  3. 太刀川隊にて特訓、A級最弱・唯我と模擬戦200戦(48勝152敗)
  4. ランク戦第4戦、犬飼先輩相手に特訓の成果を試すも通じず、東さんの神技壁抜きスナイプで撃破される、チームも初黒星。
    風間さん:普段はやらない技を使うほど東さんは三雲を警戒していた?
  5. ランク戦後、風間さんから厳しくも暖かい励ましの言葉をいただく

Round3で那須さんにこっぴどくやられた後、点が取れるシューターになるための特訓を開始。

試合的にはメガネ君が終始リードしていた印象があるのでほんとに必要なの?とも思いますが、少年漫画の主人公ならば当然の行動か。

嵐山隊で基本を教わり、太刀川隊の唯我相手に実践訓練を繰り返します。

この唯我、公式データブックではメガネよりも更に低い総合点を持つという真の最弱キャラ。

しかし、そんな最弱キャラの唯我相手にもなかなか勝てないオサム君。

スペック的には最弱でも数字だけでは語れないのがワールドトリガーの世界です。

トリガーの扱いや今までの経験で現時点ではややオサムに分が悪いみたい。

戦ううちに技を自分のものにし、だんだん勝てるようになっていったのですが、それでも最終的には悲惨なバスケの試合みたいな勝敗に落ち着いたようです。

そんな感じで少し強くなって挑んだランク戦第4戦ですが、B級上位の壁に跳ね返されチームは初敗北。

隊長としての勤めを果たせ

風間さんの激励の言葉に何かを感じとったオサムくん、ここからはなりふり構わずチーム勝利を目指すようになります。

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B級ランク戦(Round5)

  • Round5:8位 玉狛第2、9位 香取隊、13位 柿崎隊
  1. このままでは他のチームに追いつけないと考え迅さんをチームに誘う
  2. 迅さんには断られるもヒュース(敵の捕虜)をチームに入れることを思いつく
  3. ヒュースをチームに入れるべく行動開始、エネドラに聞き込み
  4. ツンデレ・木虎に戦い方のアドバイスを受ける
    木虎:あなたが上で通用するには2年はかかる
  5. 新しいおもちゃ(スパイダー)を手に入れ試合前にワクワクする
  6. ランク戦第5戦、ワイヤー陣、空閑、チカの砲撃を組み合わせた新戦術で香取隊と柿崎隊に圧勝
  7. 自身もワイヤー陣と空閑とのコンビネーションで若村、三浦の2人を撃破

そんでもってRound4終了後、最初にやった行動は迅さんを玉狛第2に勧誘するという衝撃の行動。

元S級、フリーなA級隊員の迅さんを誘うのはルール的には問題ないそうですが、流石に反則だよなあ。

まあ、断られるんですが。もっといいチームメイトいるよと迅さんにたしなめられます。

一方、このラウンド間ではツンデレ・木虎からより具体的なアドバイスが。

木虎も使っていたワイヤートリガー(スパイダー)を使った作戦を手とり足取り伝授され、次のランク戦が思わず楽しみになってしまうオサム君でありました。

そして迎えた第5戦、チカのレッドバレッド射撃と組み合わせた初見殺し戦法がハマって完勝します。

少しだけ危ういところもあったのですが十分完勝の範囲か。

メガネも2点取ります。点をとるのを断念した直後のランク戦で2点とるとかなぜでしょう。

B級ランク戦(Round6)

  • Round6:4位 玉狛第2、5位 王子隊、3位 生駒隊
  1. ヒュースを玉狛第2に加えるべくボーダー上層部と交渉、ヒュースの利用価値をアピールし特例を勝ち取る
  2. ランク戦第6戦、前回の新戦術披露で各チームにマークされ思うように戦えないが、空閑の活躍で辛勝
  3. チカとのコンビネーションでカシオ隊員を撃破するも自力の差から王子隊長に敗北

第6戦前、メガネはまたしても驚愕の行動を取ります。

ヒュースを僕のチームに入れさせてよとボーダー上層部に直談判。

林道支部長や忍田本部長の援護もあったおかげかうまいこと行きます。

大人相手に正面からビビらず交渉できるとかこいつほんとに15歳か、どんな中3だ。

私が中3の時は大人相手に目合わせられなかったぞ。さすが少年漫画の主人公。

一方でランク線は苦戦。初見殺しな玉狛ワイヤー殺法は準備が整う前に潰せばいいと全てのチームに狙いまくられます。

空閑の活躍もありなんとか勝利しましたが、今後に向けてちょっとだけ危うい雰囲気。

いやまあチート新人のヒュース君が入隊するので大丈夫なんでしょうけどね。

しかし、風間さんのアドバイスを受けた後の三雲君の活躍は恐ろしいものを感じますね。

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B級ランク戦(Round7)

  • Round7:4位 玉狛第2、6位 東隊、7位 鈴鳴第一、2位 影浦隊
  1. ヒュースがB級に昇格、玉狛第2は4人編成のチームに
  2. ワイヤー陣への対策が取られつつある中、新トリガーの追加を検討するも断念
  3. 胸の奥で引っかかる不安→長期休載
  4. ランク戦第7戦、相変わらずワイヤー陣を周囲に警戒され思うように戦えない中、奮戦。
  5. 奥寺、小荒井、絵馬に狙われるも鈴鳴第一の作り出した混乱に合わせて逃走
  6. ヒュース、空閑の戦いを暖かく見守りつつ隙を見てアステロイド
  7. 絵馬に足を撃ち抜かれトリオン漏出過多でペイルアウト
  8. チームは勝利

さてヒュースが入隊し、ようやく戦力が整った玉狛第2。

遠征部隊への選抜条件であるB級2位に向けラスト2回のランク戦に挑みます。

今回の相手はどのチームも一度は戦ったことがあるチーム。他のチームも成長しているようでなかなか楽しみな戦いです。

結論からいいますと、この戦いでメガネくんは大活躍はできません。

ただし、着実にしぶとさをましています。中盤で3人に狙われつつもなんとか逃げ出せたのは取りやすいポイントとして狙われ続けた成果か。

ヒュースと空閑の戦いを見守りつつ隙を伺う姿は第2戦、3戦で見せた立ち回りを思い出させます。

絵馬の壁抜けスナイプで足を撃ち抜かれペイルアウトしますが、なんやかんやでチームは勝利。

B級ランク戦(Round8)

  • Round8:3位 球狛第2、1位 二宮隊、4位 生駒隊、7位 弓場隊
  1. 女子と3対1で焼き肉。二宮隊と遭遇する。
  2. No.1ガンナーの里見さんに二宮さん、弓場さん対策を相談する。

遠征部隊入りをかけた最終戦の相手はラスボス、シューターの王率いる二宮隊、お笑いチームの生駒隊、昭和の暴走族+ショタの弓場隊。

念入りな二宮さん対策を準備し戦いに挑みますが、さあ結果はどうなるか。

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