毎年秋になると手帳探しの旅に出るのが習慣の方も多いと思います。
毎年のように発売される新製品に目移りし、「あれでもない、これでもない」と言いながら理想の手帳を探し求めるのがとても楽しみですよね。
この記事では2020年に向けて私がコレはと思った手帳を紹介します。どっちかというとサラリーマン視点。
「コレは!!」という手帳があれば随時追加していきます。
ほぼ日手帳 カズン|ほぼ日
引用元:AMAZON
コピーライターの糸井重里氏が提唱したほぼ日手帳。
手帳の品揃えに定評のあるロフトで10年以上連続1位の売上を誇る圧倒的大人気手帳です。
1日1ページスタイルを基本としつつ、A5、A6、ポケットサイズと万全のサイズ展開で、サイズによってはウィークリーバーティカルまでついて来る充実ぶり。「1日1ページはちょっと厚いかな」という人のために分冊版、日曜始まりや月曜始まりなどのバリエーションもあり、些細なニーズにも答えてくれます。
更にほぼ日手帳で採用されている薄くて軽い「トモエリバー」は書き味抜群、180°パタッと開く製本技術を採用と基本性能の追求にも余念がありません。
デザインにもかなりの気が使われており、毎年個性豊かな数多くのカバーが発売されます。月ごとに変わるバックカラーやページ毎の一言コラムも使っていて楽しい気分にしてくれます。
まさに「こんな手帳あったらいいな」が詰まった理想的な手帳と言えるかもしれません。
私がおすすめするのはA5サイズのほぼ日手帳カズン。1日1ページとは別にマンスリー、ウィークリーバーティカルのページも付属しており、予定や計画をしっかり管理したいビジネスマンにおすすめです。
様々な種類があるのでガイドブックを見てみるのもおすすめです。いろんな人のいろいろな使い方が見れるのでとても楽しいです。
ジブン手帳 Lite mini|KOKUYO
引用元:AMAZON
ライフログ系の手帳の集大成とも言えるジブン手帳。
発売された当時、3冊1組の手帳で中長期的なライフログと1年単位のダイアリーと自由なメモを揃えるという考え方に衝撃を受けました。
基本のスタイルはウィークリーバーティカル。それも24時間単位でメモ欄、チェックリストまである機能性重視なスタイルです。マンスリーページやガントチャートも付属するのですが、ほぼ全てのページが方眼で作られており、製作者のこだわりを感じます。
こちらのも手帳も「トモエリバー」を採用した薄くて軽い手帳だったのですが、2020年からは新開発の「THIN PAPER」に変更となるようです。どのような出来栄えなのか非常に興味がわきますね。
デザインや商品パターンの点でほぼ日手帳に一歩劣りますが、手帳にかけるこだわりでは全く負けていないすごい手帳です。個人的な印象では自由度のほぼ日、機能性のジブン手帳といったところでしょうか。
ジブン手帳にはビジネス向けの「Viz」もありますが、今年私がおすすめしたいのは「Lite mini」。
ジブン手帳の「24時間軸」はそのままに、自分の必要な項目に絞って書き込めるミニマルな仕様のLite版
機能性に優れていたけれどちょっと膨れがちであったジブン手帳をミニマムにお試しできる手帳です。
こちらもガイドブックが発売されています。他の方の使い方を見ると考えもしなかった手帳術が発見できてとても有意義です。
NOLTY 能率手帳ゴールド|日本能率協会
引用元:AMAZON
日本に手帳によるスケジュール管理を根付かせた日本能率協会の手帳シリーズであるNOLTY。
日本において広く使われてきたこの手帳は経営者にも愛用者が多くとても優れた手帳シリーズです。クリーム色の手帳専用用紙「能率手帳用紙」はクリーム色で光を反射しにくくて目に優しく、その上軽くて薄いので非常に手帳に適した紙です。
NOLTYは能率手帳、EXEL、Vernoなど数多くのシリーズが展開され我々手帳難民を悩ませます。
そんな中で私が特に気になるのはやっぱり能率手帳ゴールド。
1963年から能率手帳の最高級モデルとして50年以上も販売を続けている手帳です。
中身はオーソドックスな週間レフト形式で、ガントチャート形式の月間予定表や地下鉄路線図がついてきます。羊の革を使った表紙はとても素敵な上、とても丈夫な作りも魅力です。
ちょっとおじさんっぽいかなと思われるのかもしれませんが、実に渋い手帳ではないかと思います。
余談ですが、能率手帳の小型版はトラベラーズノートのパスポートサイズにピッタリ入ることでも有名です。トラベラーズノートを持っている方でちょっと気分を変えたい方、能率手帳のデザインをアレンジしたい方、ゴールドが高いかなと感じる方にありかなと思います。
中身、トラベラーノートにはめてどうかはこちらの記事で紹介しています。
NOLTY リスティ|日本能率協会
引用元:AMAZON
NOLTYブランドの手帳の中ではリスティシリーズもおすすめ。日経ビジネス アソシエと共同開発したこの手帳、全ページが方眼仕様で図や文字をきれいに書きやすい作りになっています。サイズはA4スリムと独特なサイズなのですが、A4サイズの資料を3つ折りでピッタリと格納できるという気配りもされています。
レイアウトは週間バーティカルのリスティ1、週間レフト方式のリスティ2を用意しており、To doやメモを記載するスペースが十分に取られています。何事も几帳面にしっかり管理したいビジネスマンにとっては素晴らしい手帳だと思います。
あえて弱点を上げるなら開きにくい事が上がりますが、その欠点を補ってあまりある機能性を持つ手帳です。
ちなみにA4スリムのこのサイズ、トラベラーズノートのレギュラー版と同じサイズでもありますので、トラベラーズノートに挟んで使う方も結構いるみたいです。また、リスティ表紙にトラベラーズノートのリフィルやカクリエを挟んでメモスペースを更に充実させるという使い方おできるみたいです。
Letts Legacy Agenda 2020|LETTS
引用元:AMAZON
創業200年、世界で初めて手帳を商品化したLETTSの手帳。
愛用者も世界中に多く、この手帳じゃないとダメというファンもとても多い手帳です。
見た目はシックな色ながらも、表紙の金文字や縁の金箔加工、メタルコーナー等、他の手帳とは一味違った存在感を醸し出しています。いかにも仕事ができそうな雰囲気を出せる手帳です。丁寧な作りで1年間愛着を持って使用できる頑丈さも併せ持っています。
その中でもLetts Legacy Agendaが私的におすすめ。
中身はオーソドックスなホリゾンタルスタイルで、クリーム色の用紙に青色の文字とポイントポイントでクラシカルな色使いがなされていてとってもいい感じですよね。
コンパクトなサイズで手帳に差し込める金属製のペンが付属してきます。スーツの胸ポケットからこの手帳がササッと出てくるビジネスマンはめちゃくちゃかっこいいんじゃないでしょうか。
トラベラーズノート パスポートサイズ|トラベラーズファクトリー
引用元:AMAZON
ちょっと変わった手帳が持ちたい方におすすめなのがトラベラーズノート。水牛の革を使った無骨でシンプルな作りにファンが多い手帳で、一人で何冊も持つ愛好家も多いこの手帳です。
革の手帳ということで革のエイジングが楽しめるのが最大の魅力です。カラー展開は黒、茶、ブルー、キャメルの4色。明るめな色の方が変化が大きいので、エイジングを楽しみたい方はキャメルがおすすめです。
サイズはちょっと縦長なA4スリムとパスポートサイズを選べます。私が手帳で持つならやっぱりパスポートサイズですね。持ち運びしやすいのが旅って感じするので。
また、トラベラーズノートといえば、シールやジッパー、多種多様なリフィルなどの関連商品も発売されており、自分なりにカスタマイズして使う楽しみもあります。
革の手帳が持ちたい方、いつもとちょっと違った手帳が使いたい方におすすめです。
仕事計画 バーティカルレフト|LACONIC
引用元:AMAZON
バーティカル形式のビジネス向け手帳の中でも特にイチオシなのがラコニックの仕事計画です。
特徴的なのがこのバーティカルレフト形式の紙面。時間軸は7時〜24時で左ページをスケジュール欄、右側を方眼メモという極めて印象的な形式です。方眼は自由に使えるので、メモでもタスク管理でも日記でも好きなように使えちゃいます。この自由度はとても魅力的。
そして左ページ上部にある前後3ヶ月分のカレンダーが今後の予定を考える手助けをしてくれます。
引用元:AMAZON
マンスリーページもあります。メモ欄をしっかり確保しつつ前後3ヶ月分のカレンダーもしっかりある。マス目は上下で2分割されており、午前午後とかプライベートと仕事等、1日を分割して使うこともできます。カレンダーの上下で前月末と来月頭のマスが無地で用意してくれてあるのも好感を持ちます。こちらも自由に使える。
ページ右端には月ごとのインデックスまでついています。地味にめくりやすいこの気遣いもありがたいですよね。
サイズ展開はA5とB6。どちらかというと卓上での使用がメインになりそうです。デスクワークが多い方におすすめです。表紙のカラーや材質も幅広く商品展開されているので、探し回ればきっと好みのデザインのものが見つかると思いまます。ハードカバーやポケット付き、バッグになってたり麻布みたいなバージョンもあります。
ロイヒトトゥルム ノート|LEUCHTTURM1917
- ページ番号がふってある
- インデックスページがある
- ドット方眼で自由に使える
- 栞が2本ある
- アシッドフリーで長期保存向き
もはやバレットジャーナルの専用ノートじゃないか?とってもいいぐらい。
引用元:AMAZON
カラーパターンも豊富。カバーはソフトカバー、ハードカバーがあり、その上でサイズはA5、B5、A6、B6から選べる自由度の高さも魅力。