おもちゃのサブスク|メリット・デメリット・どんな人向けかをサービスの具体例も交えて解説

おもちゃ・知育玩具のサブスクとは、定額支払でいろんなおもちゃを期間利用できるサービスです。

近年、TVや雑誌などいろいろな媒体で取り上げられていて、まだ発展途上ではありますが、今後ますます賑わってくるサービスじゃないかなと個人的に思っています。

今回はそんなおもちゃ・知育玩具のサブスクとはどんなサービスなのか、利用することでどんなメリット・デメリットがあるかを各サービスの具体例とともに紹介します。

この記事の内容
  • おもちゃのサブスクとは
  • おもちゃのサブスクのメリット・デメリット
  • おもちゃのサブスクはどんな人に向いているか
  • おもちゃのサブスクはどんなサービスか

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おもちゃのサブスクとは

おもちゃのサブスクとは、一言でいうとおもちゃに特化したサブスクリプションサービスです。

サブスクリプションといえば、電子書籍やVOD、音楽などの分野での定額読み放題、聴き放題のイメージが強いと思いますが、その玩具版です。

定額の費用を支払うことで、サービス提供会社が提供するおもちゃの使用権を得ることができます。

おもちゃのサブスクを利用する場合の大まかな流れはこんな感じです。

おもちゃのサブスクの利用の流れ

  1. 専用HPなどで申し込む
  2. 初回のおもちゃが届く
  3. 新しいおもちゃが届く・前のおもちゃを返却 
  4. 返却して解約

おもちゃという実物を扱う関係上、おもちゃの交換に配送が挟む必要があります。

なので使い放題というわけには行きませんが、おもちゃのサブスクをうまく利用することで、いろいろなメリットがあります。

おもちゃのサブスクのメリット

まずは利用する立場(お客さん)としてどんなメリットがあるかになります。
おもちゃのサブスクのメリット
  • おもちゃの選定・調達・廃棄の負担が減る
  • プロが選んだおもちゃを使える
  • ちょっと高めなおもちゃを利用させられる
  • 年齢に合わせたおもちゃを常に利用可能
  • おもちゃの収納スペースが少なくて済む

おもちゃの選定・調達・廃棄の負担が減る

おもちゃのサブスクを利用すると、おもちゃの選定、調達、廃棄をサービス提供側に委ねることができます。
おもちゃって改めて考えると意外と手間がかかります。
子供の好みや成長度合いから子供が使いそうなおもちゃを選定し、通販やおもちゃやさんで購入し、使わなくなったら捨てて・・・といった手間です。
おもちゃのサブスクを利用した場合、おもちゃはサービス提供会社のプランナーが選んでくれることになり、調達と廃棄もお家で受け取りと返却をするだけなので、かなり楽になります。

プロが選んだおもちゃを使える

おもちゃのサブスクでは、ヒアリングやアンケートした情報をもとに、サービス提供会社側がおもちゃを選んでくれます。
子供とおもちゃのマッチングを仕事としている人が、今までの実績やデータをもとに、最適なおもちゃを選んでくれることになります。自分で選ぶよりも子供に適したおもちゃになる可能性が高いと思います。
また、プロに判断を委ねることで、自分では考えもしなかったおもちゃを子供に与えることができます。
このおもちゃ選びはおもちゃのサブスクのメインとなりますので当然各社ともに力を入れています。
イクプルはおもちゃコンサルタントが、トイサブは業界最大手として圧倒的なデータ量を生かしたプランニングをしてくれます。
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ちょっと高めなおもちゃを利用させられる

知育玩具って結構高いですよね。
高いお金出して買っても子供が使わなかったり、すぐに飽きてしまうことが怖くてなかなか購入できない人も多いと思います。
おもちゃのサブスクは定額料金で利用できますので、普段は購入に二の足を踏むちょっと高めなおもちゃを利用しやすくなります。
期間利用なので返さなければ行けないのですが、値段を理由に買うのをためらっていたおもちゃで子供を遊ばせられるのはとてもいい点です。

年齢に合わせたおもちゃを常に利用可能

おもちゃのサブスクを利用するといつでも子供の年齢・月齢に合わせたおもちゃを与えられます。
おもちゃのサブスクでは、1〜2ヶ月ごとにおもちゃを交換しますので、使う玩具は常に子供の成長度合いに適したおもちゃになります。
おもちゃのサブスクの対象年齢となる0〜6の時期は子供の成長が著しく、子供の成長に合わせて都度おもちゃを買い替えていてはお金がいくらあっても足りません。
常に年齢に適した玩具を子供に与えられるのは、子供の健全な成長のためにもとてもいいことだと思いますし、この点はとても大きなメリットだと言えます。

おもちゃの収納スペースが少なくて済む

おもちゃを1〜2ヶ月で交換していくということは、処分しなくとも家にあるおもちゃが増えないということです。
マンションなどの収納スペースが限られている人におすすめです。

おもちゃのサブスクのデメリット

ここからはデメリットになります。
おもちゃのサブスクのデメリット
  • 家計の固定費が増加する
  • おもちゃの数・種類の制限
  • 紛失時の取り扱い
  • 手元におもちゃが残らない
  • キャラクターものはない

家計の固定費が増加する

当然ですが、玩具のサブスクを利用すると家計の中で固定費が増加します。
サービスの利用料は月あたり数千円なので、年間で考えると結構な金額になります。
兄弟がいたりして複数のサブスクを契約をする必要があったりすると更に増え、軽視できない金額になる可能性もあります。
また、サブスクということでクレジットカードを利用した自動課金、自動振込での支払いが基本となります。
やめるためには明確な手続きが必要となります。ご注意ください。

おもちゃの数・種類の制限

おもちゃが自由に選べないこともデメリットになりえます。
おもちゃをリストの中から選べるサブスクもあるのですが、サービス提供会社側に選んでもらうタイプのサブスクでは、思うようなおもちゃが届かないこともありえます。
プロが選ぶ、サブスク側が選ぶというメリットの裏返しではあるのですが、自分でおもちゃを選びたい人は利用しないほうが無難です。
TOYBOXのプレミアムコースなら、届くおもちゃが事前にわかり、気に入らなければ事前交換可能なので、どんな玩具が届くか不安な人にもおすすめです。
また、キッズ・ラボラトリーならば毎月交換可能な上、交換も送料のみで無制限に可能なので、この点が心配な人におすすめです。

紛失時の取り扱い

おもちゃのサブスクでは、通常範囲内の破損や汚損は気にしなくていいというサービスがほとんどですが、紛失時は買取としているサービスが多くあります。
ものを無くしやすい環境にある場合は注意してください。
紛失時の保証付きのサブスクもありますので、気になる場合は保証ありのサービス、プランをお選びください。
ちなみに業界最大手のトイサブは弁償の上限金額が決められてますので安心して利用できます。
ただし、このデメリットを通じて、子供にものを大切にする習慣をつけさせるという使い方もできると思います。

手元におもちゃが残らない

どんどんおもちゃを交換していくサブスクでは、最終的におもちゃは手元に残りません。
兄弟が多くておもちゃを使いまわしたかったり、ものではなくサービスの購入に抵抗がある方にはあまりおすすめできません。

キャラクターものはない

私が確認できている範囲ですが、キャラクターものを中心に取り扱っているサブスクはありません。
キャラクターものが大好きな場合、サブスクではなく普通に購入するのをおすすめします。

おもちゃのサブスクはどんな人におすすめか

メリットとデメリットを踏まえておもちゃのサブスクはどんな人に向いているのでしょうか。

メリット・デメリットのまとめ

まずは今までのおさらいとしてメリットとデメリットを振り返ります。
おもちゃのサブスクのメリット
  • おもちゃの選定・調達・廃棄の負担が減る
  • プロが選んだおもちゃを使える
  • ちょっと高めなおもちゃを利用させられる
  • 年齢に合わせたおもちゃを常に利用可能
  • おもちゃの収納スペースが少なくて済む
おもちゃのサブスクのデメリット
  • 家計の固定費が増加する
  • おもちゃの数・種類の制限
  • 紛失時の取り扱い
  • 手元におもちゃが残らない
  • キャラクターものはない

おもちゃのサブスクが向いている人

おもちゃのサブスクが向いている人はこんな人。

  • 共働きなどでおもちゃを選んだり、買ったり、捨てたりする暇がない人
  • マンション住まいなどでおもちゃの収納スペースが十分に取れない人
  • おもちゃ選びに自信がない、子供にどんなおもちゃを与えたらいいかわからない人
  • いろんなおもちゃや知育玩具を試してみたい人
  • 一人っ子
1つでも条件に合えばおもちゃのサブスクで幸せになれるかもしれない人です。
おもちゃのサブスクの利用を検討してみるのをおすすめします。
おもちゃのサブスクの紹介記事

おもちゃのサブスクが向いていない人

逆におもちゃのサブスクに向いていない人はこんな人。

  • 子供に与えるおもちゃは自由に選びたい
  • あふれるほどのおもちゃを子供に与えたい
  • おもちゃをよく無くす
  • 購入すること、所有することに満足を覚える
  • キャラクターもの大好き
  • 新品じゃなきゃいや
  • 兄弟や親戚が多い
この条件に当てはまる人は、おもちゃのサブスクを利用しないほうが無難だと思います。
もし、利用を検討する場合、より慎重に検討したほうがいいと思います。

おもちゃのサブスクは具体的にどんなサービスか

ここからはおもちゃのサブスクはどんなサービスなのかを各サービスでの具体例とともに紹介していきます。

  • どんなおもちゃが届くの?
  • おもちゃは何個届くの?
  • 使いまわしだけど安全性は?
  • 普通に買うのと比べて価格・コスパは?
  • 何歳から/何歳まで使えるの?
  • 送料・交換周期はどのぐらい?
  • 気に入ったおもちゃのレンタル延長や買取はできる?
  • 兄弟だとお得になる?

どんなおもちゃが届くの?

おもちゃのサブスクで届くおもちゃは、申し込み時にヒアリングした内容に応じて、各社のプランナーが選定したおもちゃが届くのが一般的です。

お子様の年齢、性別、趣味嗜好、すでに持っているおもちゃなど、お子様やご家庭の事情に応じたおもちゃをプランニングしてくれます。

プランニングは申込み時のヒアリング、おもちゃ交換時のアンケートなどの形で行われます。ちょっと変わったものだとTOYBOXの提供するサービスのようにLINEでヒアリング、届くおもちゃの事前確認をするプランもあります。

プランナーは保育資格を持ったプロである場合が多いので安心できます。

他にも、最近サービスを始めたChaChaChaが提供するサービスでは、学研ステイフル・特別支援などのプランもあります。

おもちゃは何個届くの?

届くおもちゃは会社、プランによって異なりますが、少ないサービスで一度に3個、多いので一度に7個程度になります。

おもちゃがひとつだけだとお子様が気に入らない場合、大変困ったことになりますが複数届くならばちょっと安心です。

TOYBOXだとこんな感じで4〜6個ぐらいのおもちゃが届きます。

使いまわしだけど安全性は?

サブスクで届くおもちゃは基本的に新品ではなく使い回しになります。

お子様が利用するという点ではちょっと気になりますが、当然そこは各社ともに気を使っており、きちんと消毒されたものが届きますのでご安心を。

具体例を紹介しますと、ChaChaCha が提供するサービスでは、プラスチック、木製、布とおもちゃの種類に応じた消毒をした上で、ポリ袋に密閉して配送してくれます。

参考 洗浄工程について ChaChaCha

普通に買うのと比べて価格・コスパは?

サービスの利用料金は月に3,000〜4,000円程度、一度に届くおもちゃの合計金額は15,000円ぐらいが一般的です。

参考にToysub!の広告を出しますが、こちらのサービスでは月額3,340円(税抜)で15,000円相当のおもちゃが届くとあります。

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普通におもちゃを買い換えた場合と比較するとコスパは圧倒的です。

3,000円だとちょっと高いかな?と感じる人のためにお試しコースや初月無料、最初の2ヶ月割引をやっているサービスもありますので、最初は割安なプランを試してみるのもいいかもしれません。

イクプル なら最初の2ヶ月はおもちゃ3点コースで月1,000円程度、6点コースで月1,500円程度で利用できるので、ちょっと試してみたい人におすすめです。

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ChaChaChaは初月無料のキャンペーンをやってますね。

何歳から/何歳まで使えるの?

サブスクの対象年齢はやや幅があり各社で異なります。

一般的なのは0〜6才の範囲です。長いものだと8歳まで、短いものだと4歳までのサービスもあり、中には5才限定というかなり狭い範囲のサービスもあります。

8歳までなのはキッズ・ラボラトリー 。こちらは毎月5〜7個のおもちゃが届くコースもあるので飽きっぽいお子様にも安心。

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5歳限定なのはChaChaCha の学研ステイフルコースです。

ちなみに0才からのサービスも大体は月齢3ヶ月程度からの利用が推奨です。これは赤ちゃんが活発に動き始めるのが3ヶ月程度からだからです。

送料・交換周期はどのぐらい?

おもちゃの交換は1〜2ヶ月での交換のサービスが多いです。

一番多いのは2ヶ月ごと。というかこれがほぼスタンダードになりつつあります。

送料は基本料金の中に入っているサービスがほとんど。

キッズ・ラボラトリー のように送料は別というパターンもありますのでご注意ください。

ただし、キッズ・ラボラトリー は送料別の代わりにおもちゃの交換に融通が聞きますので、そちらのほうが好ましい場合は一考の価値アリです。

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気に入ったおもちゃのレンタル延長や買取はできる?

おもちゃのサブスクでは、基本的におもちゃは交換し次々に変えていくものです。

ですが、ほとんどの会社はおもちゃの延長利用・買取を許容しています。

もし、お子様が気に入ってはなさないおもちゃがある場合、延長や買取をして利用を継続することが可能です。

破損、汚損、紛失時はどうなるの?

おもちゃの期間利用ということで、おもちゃが壊れたり、汚れたりした場合の処理も気になると思います。

ほとんどのサブスクでは、通常の使用範囲内での破損や汚損は弁償、買取は不要としています。

ただし、紛失については弁償、買取となることが多いので、おもちゃの紛失は気をつけてください。

紛失した場合も定価での買取、特別価格での買取、別料金での保証ありとサブスクごとに扱いが異なります。

トイサブ!なら紛失時の弁償料金に上限が定められているので安心です。

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利用規約をよく見て、自分にあったサブスクを検討してください。

兄弟だとお得になる?

契約したサブスクを兄弟で共有することはできるかについては、サブスクによって異なります。

1つの契約を兄弟で分け合えるサブスクもあれば、兄弟パックというサービスで、二人目からはお得に契約できるサブスクもあります。

例えばTOYBOXではプランナーに相談することでおもちゃの配分を変えてくれます。

一方、キッズ・ラボラトリー では、二人目以降は半額でサービスを受け取ることが可能です。

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サービスという形式に納得できるのならば利用検討の価値あり

結論です。
おもちゃのサブスクとは、定額支払で提供会社が選んだおもちゃを1〜2ヶ月利用できるサービスです。
普通の購入するよりコスパよく、お子様の月齢・年齢に合わせたおもちゃを利用することができます。
ただ、どんなサービスにも言えることですが、メリットがあればデメリットがあります。
おもちゃのサブスクの場合、おもちゃのサービスを受けるという形に納得できるかどうかが一つのポイントになると思います。
そこが問題ないのであればデメリットが気にならず、サービスの恩恵を得られ、サブスク利用で満足できるのではないかと思います。
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「子供が口に入れたりするし、おもちゃの使い回しはちょっとハードルが高いかな」という人には絵本のサブスクもあります。

そちらはいかがでしょうか。

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小中学生向けプログラミング

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