家を買う時や引っ越しをする時、ほとんどの方は物件周辺の環境を調べるでしょう。
交通の利便性や周辺の買い物スポット、公共施設を調べる人は多いでしょうが、余裕があるならば治安や災害マップも調べることをおすすめします。
一度住み始めたら簡単には引っ越せないからこそしっかりと吟味して良い物件を選びたいものです。
家を買う時に調べたほうがいい周辺環境
一般的に家を買う時に調べたほうが良い項目はこんな感じです。
- 生活利便性・・・周辺の買い物施設、病院、役所の位置や営業時間など
- 交通利便性・・・周辺の駅・バス停の位置や便数、道路と交通量、坂道の有無など
- 生活環境・・・騒音や匂い、周辺の住民層など
- 都市計画・・・自治体の都市計画、近隣の市街地区分
- 安全性・・・交番や消防署等の施設の位置、治安、どんな災害に被災しやすいかなど
家を探す時は、生活と交通の利便性、安全性を調べながら、勤務時間や通勤方法、家族構成と趣味・志向から自分にあった立地、物件を探していくことになります。
全てが満点の物件が見つかればいいですが、そんな物件が見つかることはまずないでしょう。探した物件の中から妥協点を探し一番好ましいものを選ぶことになると思います。
調べる中ではネットの情報だけでなく直接出向いて情報収集をし方がいい場合もあります。例えば生活環境の中での騒音や匂いは時間帯によって異なる場合が多いので、朝、昼、夜に分けて現地を確認したほうが好ましいでしょう。
安全性の中で特に調べたほうがいいのは治安と被災想定の2点です。それぞれの調べ方を紹介します。
周辺の治安の調べ方
周辺の治安を調べるのはネットで調べることが可能です。
警察や地域自治体が公開している犯罪情報マップ、交通事故発生マップが便利。
これらのサービスを利用することで過去の犯罪発生状況や事故の発生状況を視覚的に知ることができます。
ただし、ネットで調べることができるのはあくまでも過去の発生状況ですので、可能であれば引っ越しを検討している地域に直接出向き、現地の状況を確認することもおすすめします。
被災想定の調べ方
こちらもネットで各自治体や官公庁の発行している情報を調べることが可能です。
こちらは国土交通省のハザードマップポータルサイトがとても便利。
重ねるハザードマップ、わがまちハザードマップの2つの機能があって調べたい情報をすぐに調べられます。
重ねるハザードマップでは、こんな感じで調べたい場所の災害リスクをさくっと表示してくれます。
わが町ハザードマップでは市町村を選べばその自治体が公開しているハザードマップの直接リンクを見ることができます。
特にハザードマップは各自治体によって公開している内容もまちまちなのでこのサービスはとてもありがたいですね。
最後に
今回は家を買う時、引っ越しをする時に調べたほうがいい治安と災害の調べ方を記事にしました。
一度住み始めてしまったら簡単には引っ越せませんので、住む前にしっかりと調べたいですね。